冬に登っただけだったので、夏に再度八王子山に登った。その記録。
以前本で読んだ、八王子山のお城らしきものはちょっとだけ分かった。専門家が登れば、もっと多くの跡が見つかるんだろうなと思う。
スタート。
てくてく歩いて分岐点到着。
山の神様こんにちは。
左に曲がる、八王子山へ。右に曲がると、證城というお城に行けるようだ。
登ります。登山道が尾根っぽく△の形で続いている。やけに直線的で怪しい。
むむー。なんかちょっとあるような…ないような?
怪しめば怪しむほど、ココはアレなんじゃないかという気の迷いが。自分でも、ココとかアレとか具体的には何も分かってないが、色々と考え続けると難しいことすべて分かっているような気分になってくるから不思議よね。
もう少し進んで行く。
↑これは? 山の形としてはちょっと不自然じゃないかしら。
そんな私にも「これは」と思うものを見つけた。
どうだろう。土塁? 石の載っている辺りが気になるのよ。違うかしら?
そろそろドン詰まりかしらね。
おしまい来た? 下りよう。
帰りはあっという間で、分岐点の山の神様の祠まで着いた。
更に山を下りる。
山道はお城とは関係ないらしい。山の神の祠というのも新しくこの場所に置かれたようだし、登山道もさほど古い時代のものという訳でもないようだ(多分ここのお城より新しい道なんじゃないか?)。
とすると、お城に向かう道は別にあったんじゃないかという気もするが。場所が氾濫しがちな川のすぐ脇だし、古い道は流されちゃっているのだろうか。八王子山にお城があったというのもほぼ忘れ去られているようで、このお城の事が載っていた本には「詳細不明」となっていた。道も同じく忘れ去られてしまったのかも。
元の道は中腹の神社から崖みたいなところを登っていくのかしら。そうすれば、すぐ着きそう。どうやら、このルートは岩を踏ん張りながら登るものらしい。一応踏み跡はあるらしいが。神社の辺りをちょっと見た感じでは分からなかったな。というか、登れるとは思わなかった。
後で色々とぐぐって知ったけれども、頂上に山の名前が書かれた木の杭が打ちつけられているらしい。そんなの見かけなかったよ? それじゃあのドン詰まりだと思った地点より先に進めるのだろうか。道も踏み跡も分からなかったなー。
★★☆☆☆
登るのは楽、ただし山の上からの見晴しはイマイチ。
<八王子山砦>
築城主 不明
築城年 不明
構造 山城