狐落城から更に登る。どちらかというと、三水城の方が本体であるらしい。
↑この堀を最後に、よくある山道に戻った。
こんな感じの。
躑躅が咲いていた。
麓から狐落城までの登山道よりはずっと楽な感じだった。
また何かある。
今回の倒木は完全に登山道を塞いでしまっている。大きすぎて乗り越えられないし、どうしたものかと悩んだが。
踏み跡あったよ。しっかりしているやつ。
ここまで一切人間に出くわしていないが、この登山道は人気あるらしい雰囲気あるぞ。もしかしたら今この瞬間にも人間出てくるかもなードキドキ。
おお。登山者多そうなわりにはこんなのばっかりじゃないか。
こんな普通の山の風景から急に出てきた↓
気持ち悪い。
よく見るとちょっと堀っぽいものがあるような。着いたのか。ここに来て急に空気まで変だわ。
トトロにこんな感じの道出てきたような。こんな茂み入るの嫌だけど仕方ない。
何か見えてきた。あの茂みからここまで気分悪かったけど、ほっとした。
三水城の本郭到着。狐落城より広く、日当たりも良いし見通しも良い。
↑善光寺方向。紫矢印は出浦城。赤矢印には屋代城。 水色矢印あたりに證城かなー? オレンジ矢印は八王子山砦。水色と紫は狼煙台に使っていたらしい。
本郭の周りもよく見れば何か人工的な感じがする。しかし、ほぼ薮が酷くて行けない。
唯一、登山道に整備されている摺鉢山(竹把城)方面には行けた。
これはこれは…ですよ。
物凄く盛り上がっている。ビッグウェーブたくさん来てるよ。全部で6。
\/\/\/\/\/\/\/ ←こんな感じでザクザクと掘ってあった。
本郭の、現在は薮に覆われちゃっている周りもこんな勢いで溝掘りまくってるのかも。下手に踏み入れちゃうと命がないね!
足下にはこんな奴↑生えてたわ。コレ棘あるし臭いし(どういう訳か実家の庭に生えてた)。
この先にはもう、何もなさそうな雰囲気? 引き返す。
柏かなー?
またノリノリの堀切を渡っていく。
本郭に戻ってきた。
この正面には坂城があると思われる(が、見えない)。
上田の方。何が何だか。
この向こう側には和合城・虚空蔵山城といったお城がある見えるらしい。
三水城も狐落城と同時に落とされているらしい。村上家の家臣の大須賀久兵衛尉という人物が武田方に内通して、狐落城以下が落とされた。という内容ばかりで、三水城についてはあまりない。麓に住んでいた福沢氏のお城だとも言われているし、こちらの城将も小島兄弟だから城主が小島兵庫介になっていたりする。
大須賀久兵衛尉はこの辺りの土豪だと伝わるが、具体的にどこの土豪かも分からず(武田さんから坂城中之条に土地を貰っている?みたい)。
狐落城とは違い、お城の説明板はない。
お帰りはこちらです↓
またあの気持ち悪い薮トンネルくぐるのかー。
★★★☆☆
堀切凄かったー!
<三水城>
築城主 不明
築城年 不明